2003/10/12
エビス3時間耐久レース




チーム内タイムバトルに負けて土下座する長男達



すっきりしない!!!!気持ち良くない!!!!釈然としない!!!!納得行かない!!!!
そんな形容詞がピッタリ当てはまる様な今年の“
エビ耐”でした。
雨が降ってたのはしょうがないとしても、レースが始まってすぐにオイルを撒きながら何周か走ってしまった奴!!実はコイツは直前に転けてて、その時にクランクケースの一部を割ってしまったらしいんだけど、良く確認しないままレースに復帰してしまったらしく、2〜3週普通に周回してました。
その所為でコース全週にまんべん無くライン上にオイルが出てしまい、走ってたライダー達は非常に怖い思いをしたそうです。ライダーのコメントは...........
『ベストラインに近いコース上は全て油ギッシュで虹色に輝いてた』そうです。
赤旗中断後コース上オイルの処理で約50分もピットでただじっと待つ羽目に(T-T) 
処理が終了し赤旗中断時の順位で二度目のル・マン式スタート。
各チームライダー交代やガソリン補給のタイミング等が大幅にずれて作戦を練り直したり、当初の予定通りキッチリ30分毎にライダーチェンジを行ったり燃費計算をやり直したり、予定外の中断で荒れたレースになりました。
しかも再スタート後は徐々に天候も回復してきて、序盤快調に飛ばしていたレインタイヤ装着のトップグループ達は苦しく逆にドライタイヤ装着で苦しかった中盤〜後半のグループはどんどん走りやすく先が見えない面白い展開になってきました。
がっ!しかしっ!路面がほぼ乾き遅れを取り戻しつつあった残り20分頃に1コーナーの先で多重クラッシュ&再び赤旗中断(>_<)そのままレース成立終了になってしまいました。
今更何を言ってもどうにもならないですが、せめてチェッカーフラッグだけは受けさせてあげたかったです、まだ充分に時間はあったはず。ペースカーの先導付きでも何でも良いから走り切ったラストのライダー達にチェッカーは受けさせて欲しかった。来年同じ様な状況だったらせめてチェッカーフラッグだけは受けさせて欲しいです。何の為に耐久レースに出るかって言ったら走りきってチェッカーを受けたあの感動を味わいたいから皆頑張ってるんだから。

不平、不満、不完全燃焼に終わったオープンクラスとは対称的にフレッシュマンクラスは最初から完全ドライの路面で程良い気温の中淡々とレースは進みました。唯一のトラブルはサーキット初心者で今回初めてレースに参加した“うっちー”が最終コーナーでアウト側のダートに飛び出してしまって行き場を失い軽く転けた事くらいです。すぐに起こして再スタート&無事にチェッカーまで走り切りました。
RGV-Γ組はチーム内タイムバトルが勃発していたらしく、総合順位は最初からどうでも良くて誰が一番早いタイムを出すか?が今回のレースの最重要事項だったみたいです。で、面白かったのが3人共かなり僅差のタイムで推移していき結果は昔レースをやってて久しぶりにサーキットに戻ってきた“CANA嬢”がチャンピオンになり、抽選会で貰った商品総取り&レース前の約束通り皆の前で土下座させる“女王様”状態に(^_^)
サーキットは下克上です、何しろ速い奴が偉い! と言う時代にレースをしていたCANA嬢は超御満悦でした。

結果的に怪我人も出ず、マシンも大して壊れる事も無く楽しく走り終えて皆満足していたみたいで良かったです。レース後はうちのチームだけピット内で宴会になり、他のチームは皆帰ってしまい、真っ暗になりながらも盛り上がっていました。しまいにゃぁエビスサーキット職員のMちゃんも宴会に引きずりこみながらサーキットのマル秘裏話なども聞けて楽しかったですね。
また来年も楽しめる様に今から準備をし始めています。来年も出たい人達は今から計画的に動きましょう!

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