04/06/05 エルモも走る?エビスサーキット練習走行


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CANA嬢の癒しグッズだそうです

よく晴れた6月最初の土曜日今年のエビ耐にYZF−R6で出場予定のチーム全員とVFR400R(NC30)もしくはGSX−R600で出場予定のナイーブとお手伝い兼ドライバーのハッスルの計5人で練習走行に行ってきた様です。
予報通りに晴れて、暑すぎるかと思われた予想気温は程良く心地よいくらいだったそうです。
走行が始まりナイーブは順調にタイムが上がり自己ベストを更新!RGV−ΓのCANA嬢は何故か腰が痛く調子よく走れず1本目を終了、H川君はYZF-R6に慣れる為に慣熟走行に徹しメルヘン王子は何となく走行してた模様。
ナイーブは最近ちょこちょこと練習に行ってる成果が徐々に形になり出してるようで調子良く走行を重ねてた様です。
皆がお互いに色々なバイクを乗りながら練習してる内に大変な事件発生!!!
この日初めてYZF-R6に乗ったCANA嬢が5周目まで慣熟走行し6周目のメインストレートでいきなりアクセル全開にしたらしく、今まで経験した事が無い加速感を満喫。
エビスサーキットのメインストレートは14%!!というとんでもない登り坂な上に登り切ってコントロールタワー前に出るところでカクンと急激に路面の角度が変わり速くて軽いバイク達は簡単にウィリーしてしまいます。
ちょこっとウィリーしちゃったくらいなら問題無いんですが何とCANA嬢はジャンプしちゃったらしく、しかも本人の体まで浮いちゃって一瞬YZF-R6と離ればなれに。慌てて手を伸ばしハンドルにしがみついたら急激にハンドルを切る事になってしまいバイクはそりゃぁ〜も〜大変な事になってしまいました。
200Km近く出て真っ直ぐ走ってる状態のバイクのハンドルを急激に切るなんて普通スタントマンでもやりません、何故か?とっても危ないからです。
それをやってしまったCANA嬢凄いですさすが女王様、しかしYZF-R6はそんな事されたら怒ります。運転してるライダーを振り落とそうとハンドルは勝手に左右に切れるは上下左右前後と3次元的に暴れまくります。
でもCANA嬢はその時とっても冷静だったらしく『このままじゃまずいっ!転ける』『何とか振れを収めてブレーキでスピードを落とさねば』と滅茶苦茶暴れるバイクの上で孤軍奮闘最後まで諦めずに戦ったそうでストレートも終わりに近づきもうすぐ1コーナーって所でようやく振れは収まり『よしっ!ここからならブレーキ掛ければ何とか1コーナー曲がれる』と思いブレーキを掛けたらフロントブレーキが効かない!?もう一度ブレーキ掛けるもやっぱり効かない。
何とかリアブレーキを掛けたがそれ程減速出来ずに1コーナーに入れず真っ直ぐに飛び出してギリギリまで減速し被害を最小限に止める道を選択するもダートに出る前にリアがロックして流れ出しブレーキハイサイド!!
顔面右側から路面に叩き付けられながら着地、本人曰く『シールド越しに路面が近づいて来るのがハッキリ見えた』そうです。後日医者に行ったところ肩胛骨にヒビが入ってたそうですが、去年今年と連続で転けて骨を折ってから逆に転けるのが怖くなくなったそうです。
一部の男連中に爪のあかでも煎じて飲ませたいくらいです。