2004/10/10(日)LOVE&PEACE
オープン3時間耐久レース
 

inエビスサーキット

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約束通りセカンドチームの公開土下座 ぎゃははっ!

本当にとっても久しぶりに思いっきり走り、思いっきり飲み、思いっきり喰って、思いっきり笑って過ごせた二日間でした今年のエビス3時間耐久レースは。
結局土曜日の公式練習も日曜日の決勝も台風22号の影響でず〜〜〜〜っと雨だったので言う程走り込んでは無いのですが、私にとっては逆に雨だったのが良かったかも?って感じでした。

8日金曜日の夜に出発した時点でかなりの雨が降ってて、首都高はそれ程酷くはなかったものの東北道に乗ってからはずっと豪雨で50km/h規制が続く程雨足が強くワイパーをフルスロットルで動かしてもボンヤリとしか前が見えない程でとても危険な状態でした。

何とか早朝5時頃エビスサーキットに到着してちょこっと寝ようとした途端にいつもよりだいぶ早くゲートオープンになりピットを確保した時点でも当然全開で雨が降ってて『今日はもう無理!走らない』と決断、ナイーブとてっちゃんとてっちゃん彼女と朝っぱらからピット内で宴会開始。

走行が始まる8時半前には車の中でぐっすり就寝し、起きたら全ての走行は終了していました。あの雨の中あんなに必死に走ってきたのは何だったのだろうか?

午後からの受付や車検やブリーフィングは一応問題なくこなして決勝に向けての準備も終了したけどもまだ早い時間で何をしようか迷う程。
今回はあまりにもず〜っと雨が降ってたのでコース外にある貸しガレージを借りたので一通りやるべき事を終わらしたらガレージへ撤収しそこでまたプチ宴会。

酔いが醒めた頃に後発組も全員揃ったので宿に向かい到着と同時に温泉につかり少し時間をおいて晩飯&またまた宴会(^_^;)  一部では合コンみたいなのもやってたみたいだし......
部屋に戻ってまたまたまた宴会&テレビでダイハード3をやってたので皆で夢中になりながらも宴会............ 絶対胃腸がおかしくなるってくらい朝から深夜まで飲むか喰うかしてました。

天気予報では予想以上に台風22号がスピードを上げて尚かつ進路を右に(太平洋側)向けて行き、翌日曜日はもしかしたら曇りのち晴になるかもしれないと言う嬉しい情報が(^_-)

明けて日曜日起きたのと同時に窓を開けて外を見ると昨日程では無いにしろ普通に雨ふってるし(T_T) しょうがないのでドライ路面での走行は諦めて取りあえず3回目の温泉に入り宿を出発。

フリー走行で雨の中ドライタイヤで走ってみるもやはりレインタイヤでの走行を決意しタイヤ交換をして慣らしをしようと思ったら予定時間より10分近く早くフリー走行が終わってしまい不安材料を残してしまった、初めて履くブリジストンのレインなので数周でも良いから走っておきたかったのに。

しかし、決勝で私達エースチームのゼッケン4番CBR600F4iと私は予想外にスタートがうまくいきもう少しでホールショットが取れそうでした、でも最初から無理して転んだら洒落にならないので一歩引き2番手で1コーナーに進入、便所コーナーと最終コーナー入口でインをさされたものの1周目を4位で通過しその後も暫く順位をキープ出来て『あれ!?結構行けるんじゃないの?』と勘違いをし始める事に。

セカンドチームGSX-R600のずんはいつも通りスタートに失敗して中段にずっぽりと飲み込まれたらしいです。勘違いエースライダーのてっちゃんにチェンジしてからはどんどん順位が下がっていき折角私のパートで稼いだ貯金を軽〜くはき出されてしまいました、まだ走り始めたばかりだからしょうがないけど遅すぎないか?てっちゃん。

雨の中私が7〜8秒から10秒くらいで周回しずんが12〜14くらいでナイーブもほぼ同じくらい、てっちゃんだけが20〜30秒で悠々と走行(>_<) 頑張れっ!!

ライダー交代の度に激しく順位が上下する私達チームとは違いGSX-R600チームはコンスタントに走行し気が着けば途中経過でアナラーオサルローションGSX-R600組が7位でMちゃんLOVE SBS中原CBR600F4i組が9位と少しヤヴァイ状況でした。

その後も一進一退を繰り返すF4iチームを尻目にR600チームは淡々と周回を重ねて順位もタイムも広がるばかりで少し焦りの色が出始めました『てっちゃんっ!もう少し頑張ってくれ!』と心の中で叫びながらも自分のパートで少しでも遅れを取り戻そうとしてる3本目走行終了直前の1コーナーで信じられない光景が目に飛び込んできました。

何と!?ゼッケン6番のGSX-R600とずんがダートに飛び出して転がってるじゃありませんか?
一瞬しか見えなかったけどもずんも怪我してない様だったので『よし!これで勝った』と確信しながら数周後ピットインしてチェッカーまでの最後の走行をてっちゃんに託しおじさんは走行終了、直後に一人だけ飲んで超プチ宴会開始。

ピットインしてきたR600は何とか走れそうだったが右のステッププレートがポッキリ折れててレーシングスピードでの走行不能状態に。誰もが諦めて『しょうがないね』という空気が流れたところでナイーブがピットクルーで来てくれてるガッツに一言『タイラップでぐるぐる巻きに止めろ!まだ走れる!』と。

急いで何十本もタイラップを使用して強引にステップを修理して何とかコースイン、その後のナイーブの走りが凄かった!鬼気迫るものがあり殆ど踏めないステップとリアブレーキの全く効かないマシンでさっきまでのタイムと同等に走ってました。

その状態でも相変わらずちんたら走ってるてっちゃんを2回抜いて3回目にあと少しで届く頃に3時間経過しチェッカーフラッグが降り下ろされました。
チェッカー後はいつもの儀式でてっちゃんを軽くいたぶり皆で記念撮影して午後からピットを使用するフレッシュマンの方の為に速攻で撤収しガレージへ戻りました。

正式結果が出るまではどちらが上だったのかハッキリしなくてお互いに悶々として待ちました。5〜6時間後にやっと発表になりました、正式結果はゼッケン4番CBR600F4i組第11位のゼッケン6番のGSX-R600組が第13位となり私達の勝ちが決まり約束通り皆の前での公開土下座をして頂きました。来年のエビ耐までエースチームとセカンドチームの肩書きは有効なので非常に楽しみです。

その後片付けをして真っ暗になる前にサーキットを後にして一旦宿に戻りもう一回温泉に入らせてもらってから解散し皆別々に無事に帰りました。大きな声では言えませんが小さい声だと聞こえないので普通に言うとずんが二本松インターから逆方向(仙台方面)に行ってしまい、しかも約1時間も走行後に気づくという不思議な体験をしたらしいです。

来年は晴れる事を祈って皆さん一緒に楽しみましょう!準備するならなるべく早くにです。