05/10/09エビスサーキット
L&Pオープン三時間耐久レース

inエビスサーキット

レース終了後にみんなで記念撮影

朝から時折ちょいと小雨がパラついたりしましたが、実際の走行には何ら支障が無く久しぶりにドライ路面でのエビ耐になりました。しかしこのドライ路面が後で悲劇を引き起こす事になろうとは誰が予想したでしょうか?

9月の公式練習でも転倒者は無く前日土曜日のフリー走行も故障や転倒もなく比較的穏やかに過ぎました、私とナイーブのGSX-R600に選択したタイヤとブレーキパッドのマッチングがあれ程酷く無ければ......

過去使って来たタイヤの使用感やパッドメーカーの『絶対自信ありますっ!是非耐久で使ってみて下さい』と言う言葉を信じたが為に土曜のフリー走行私達のペアは大変な事になってしまいました。

何しろ止まらない曲がらない開けられないの三重苦を抱えたままの走行は全神経と体力を今まで経験した事が無い程消耗させてしまい、二人とも約30分走っただけでお互いが三時間を走りきったくらい疲労してしまいました。

午後の走行前に以前の状態に戻し走ったらやはりこちらの方が100倍以上安心感やグリップ感などがありました。タイヤとパッドでこんなに違うのかと思う程。

CBR600F4iチームの方は問題も無く淡々と交互に走ってました『なかなかタイムが縮まらないなぁ〜』って感じで全員が穏やかに。
SRX600チームはライダーの子供が土曜日運動会だったため参加出来ず、日曜決勝日ぶっつけ本番状態で挑んできました。

土曜日には久しぶりに開催されたチャリンコレースに我がチームから三人もエントリーし、その内一人が見事に優勝(*^_^*)もうちょっとでワンツーフィニッシュでしたがゴール前で二人にさされてしまいました。
よくあんな所チャリンコで走れるなと尊敬しますね私にはぜっっっっったい出来ません。

開けて日曜日いつもは午前中がオープンクラスのレースなので早朝からとっても忙しいのですが、今年はフレッシュマンとレースの順番が入れ替わってるのでのんびりと旅館で朝御飯を食べてからのんびりとサーキット入りし穏やかに準備が進みました。

車検で予想外に引っ掛かり二度も三度も落ちてしまいかなり時間が掛かってしまいました、もうちょっとちゃんと整備しなければいけないと反省。

私がスタートを担当したGSX-Rチームはスタート時に一瞬エンジンがかからずかなり冷や汗もんでしたが、二回目にセルを回したところで何とか始動でき慌てて発進。
それでも抽選でのグリッドが2番だったため走り始めた瞬間はポールポジションのマシンを抜きほんの数秒間トップを走りました。
このまま行けばもしかしたらホールショット取れるかと思ってた矢先にアウト側から1000ccのマシンに抜かれてしまい、2年連続で2位で1コーナーに進入しS字と1ヘアピンと便所コーナーで抜かれ1周目のコントロールラインは6位で通過。

その後暫く順位は変わらずただひたすら目の前を走るバイクを必死で追いかけるものの徐々に離されてしまい、数周が過ぎた頃からすでに周回遅れがチラホラ出始め危なく無い様に抜きながら出来る限り自分より上位のバイクに近づき抜ける様に尚かつほんの少しでもタイムが縮まる様にと必死に走りました。

最初の走行で40分走る作戦通りほぼキッチリ40分走り終えてナイーブにマシンを渡した後全精力を使い果たしてしまった私はピットで10分程横になったまま動けず自力ではヘルメットも脱げない程疲れ果ててしまいました。

路面ドライで1周目から全力で走るとこんなに疲れるのか?これ程までに体力(持久力)が落ちてるのか?と愕然としてしまいました。普段たまに行く筑波のスポーツ走行でもここ何年かはキッチリ最初から最後まで走りきった事は無く、いつも途中でやめてしまってたので分かりませんでした。

来年に向けて最重要課題は持久力&精神力の強化です。

チェンジした後ナイーブも周回遅れやストレートだけ速いマシンを抜くのにかなり手こずってたみたいで抜く練習の重要さを再認識した様です。

CBRチームとSRXチームは途中で何度も会いましたが背中から気合オーラが少ししか感じられず、ちょいと気合を注入したかったのですが追い込むと危険なのでやめときました。彼等の今後の課題は熱い魂ですかね?言って分かるもんでも無いので難しいですけどね。

燃費計算をキチンとしてなかった私達GSX-Rチームは予想外の低燃費に緊急ピットインや1回多い給油で余計な時間をロスしてしまい、予想してた順位より遙かに低い順位でゴールしてしまいました。
来年はマシンをも少し仕上げて燃費計算もちゃんとやって表彰台を目指したいです。今年の平均タイムや給油回数さえ間違え無ければあと少しライダーが頑張れば狙えそうなので来年こそ高い所に登りたいです。

CBRチームは全員平均タイムを1〜2秒底上げし、SRXチームはまずマシンを今時の速いのにして事前に練習をキチンとしていれば両チーム共今年の成績より10番くらい上位に入れます。
行動すれば良くなる要因が分かってるので私を含めたライダー全員、来年に向けて気合と根性で課題を克服しましょう!

最後に毎年の事ですが無償で、自分の宿代や飯代まで自己負担してまでお手伝いに来てくれたピットクルーの方々本当〜〜〜〜〜〜にありがとうございました。
皆さんが来てくれたお陰で最後まで走りきる事が出来ました。m(_ _)m
レースは、特に耐久レースはライダーだけでは出来ないんです。あなた方の力があって初めて成立します、もしまた来年も来て頂けるなら宜しく御願いします。