2006/03/26(日)GS50四時間耐久レース

in 新東京サーキット

走らないマシンで必死に伏せるナイーブ

3/26(日)朝まで小雨がパラつく千葉県の新東京サーキットへ意気揚々と出かけて行きました 。

前日&前々日まで夜な夜な店の近くの通称等々力サーキットを走り込みサスペンションやファイナル(ギア比)やキャブセッティングを繰り返しスイングアーム補強、アーシング、バンチブレーカー等ちょいズルな装備もし『これだけやってしかもこの速さならもうブッチギリで優勝頂きだねっ!♪☆』

っと思ってたのですがっ!?サーキットに着いてバイクを降ろしエンジン掛けたら全然回らない?
昨日までの吹け上がりが嘘の様に回転が上がらない、フルノーマルのGS50にストレート余裕でチギられる始末に一同唖然(-_-;)

どうやらかなり濃いめに振ったキャブセッティングが敗因の様でした、朝までの雨が地面に染みこみ時間と共に蒸発していたためとっっっても濃ぃぃいいいセッティングになってしまったみたいです。

キャブセッティングといってもスロージェットやメインジェットを交換したのでは無くてジェットリーマーで強引に穴を広げてたので戻す事も出来ずにただただ我慢のレースになってしまいました。

コーナーは前後に入れたRG50ガンマ足廻り&スイングアーム補強&ダンロップTT900GPのお陰でそこそこ速いんですが、何しろエンジンが吹けない!しかも今回ミニバイク&サーキット&レース超初心者の当店期待のホープ【フミヤ君】がやってくれました。

朝のフリー走行でカート用とは言えサーキットを初めて走ったフミヤ君は完全に動くパイロン化し、走りではあまり期待出来そうも無さそうでした。

しかし、決勝レースがスタートしナイーブが必死にコーナーを攻めて走らないエンジンを誤魔化しながら何とか7〜8位でフミヤ君にライダーチェンジ、その後が凄かった。

何とフミヤ君はブレーキを掛けると言う事を忘れてしまい、各コーナーほぼノーブレーキで進入、運が良いと曲がれ、運が悪いとフロントタイヤを鳴らしながら転倒!!!を30分の間に五回も繰り返す離れ業を演じてもう順位なんか何だか解らないくらいに。

その後スクーターレースでは超有名なOTA65エースのK田君にチェンジし必死に順位を巻き返し、ナイーブにチェンジしまたまた必死に順位を巻き返しフミヤ君にチェンジ。

ここでブレーキを掛ける事をナイーブから伝授され転けると痛いと学習したフミヤ君は転けない事を大前提にゆっっくりと走行。そりゃ転けんわ。

その後K田君とナイーブはまたまた必死に走りフミヤ君にもう一回チャンスを与え、ナイーブの熱い指導が『ちゃんと攻めて走ってこい』その熱い魂が彼の心に響いたのか走らないエンジンと格闘しながらブレーキも何とか使いながら果敢に攻めて数台とバトルを出来る程に成長しました。
それを見ていたナイーブの頬には熱い心の汗がつぅ〜っと伝わったとか伝わらなかったとか。

まぁ結果的に大した怪我も無くチェッカーを受けられたし、バイクもそんなに壊れなかったし14位でも良しとしましょうか、次回6/18(日)の筑波コース1000で雪辱を果たしましょう。